〈第2回〉ヒアルロン酸注入はこわくない?
気になる安全性と副作用

美容医療にまつわるコラム解説COLUMN 08
2018.04.30

監修:佐藤英明ドクター

ヒアルロン酸注入(注射)は、しわ・たるみの改善といった若返りや、鼻や唇などのパーツの形成に用いられ、その確実な効果と即効性から高い人気がありますが、「安全性について不安がある」「副作用が心配だ」という声も多く聞きます。
そこで今回は、ヒアルロン酸注入に関する安全性と副作用について解説していきたいと思います。

異物(ヒアルロン酸)を顔に入れて大丈夫なの?

ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する物質で、多糖類の一種なので、アレルギー反応がほとんど起きないと言われています。
注入に使用するヒアルロン酸製剤は、数か月~2年ほどかけて完全に体内に吸収されるため、体内に異物として残る心配もありません。


安全な製剤?危険な製剤?の見極め方

ヒアルロン酸製剤は、国によってその効果と安全性が認められている高品質な製品から、体内に吸収されない物質が混入している粗悪品まで様々なので注意が必要です。価格の安いクリニックでは、品質保証がされていない製剤が使われることもありますので、十分に確認することをおススメします。

製剤の見分け方としては、国による認可があるかどうかです。

日本では、ヒアルロン酸製剤として厚生労働省から認可を受けている、「ジュビダームビスタ®」シリーズ(アラガン社)が最もメジャーだと言えます。
その他にも、アメリカのFDAによる認可やヨーロッパのCEマークを取得しているものであれば、安全性は高いと言えますので、施術を受けられる前にどの製剤を使用するのかを医師に確認することが重要です。


副作用はないの?

ごくまれに副作用が起こることも事実です。副作用は自然に解消される症状もありますが、深刻な場合は担当の医師にすぐに相談しましょう。

1内出血

内出血は施術の失敗ではありません。皮膚の薄い部位や毛細血管が多い箇所ではよくあることです。
当院では内出血を最小限におさえるように、マイクロカニューレを使用して注入を行うことも可能です。先が丸い針なので、血管を傷つけることがありません。また皮膚の下で針を動かすため刺入時の痛みも少なく済みます。さらに、圧迫止血を徹底することで内出血しないように細心の注意を払っています。
解消されるまでの期間:1週間程度

2腫れ・むくみ(浮腫)

ヒアルロン酸注入の刺激で、腫れやむくみを感じる事がありますが数日で治まります。患部を強く押したりしないように気をつけて下さい。
解消されるまでの期間:1週間程度

3痛み・違和感

注入した部位によっては、注入直後に違和感や軽い痛みを感じる場合があります。打撲とおなじような症状なので、こちらも数日で治まります。もし気になる場合は受診して下さい。
解消されるまでの期間:数日

4チンダル現象

目のまわりなど、皮膚の薄い箇所に注入した場合、青っぽくヒアルロン酸が透けて見えてしまう事があります。これは、その部位に適したヒアルロン酸製剤の選択や、医師の技術によって避けることができます。このような場合は担当医に相談しましょう。


ヒアルロン酸で失明することがあると聞いたけど

ヒアルロン酸を誤って血管に注入してしまうと、血栓ができその先の組織が壊死する場合があります。
また、血管を圧迫することで血流障害を起こし、同様に壊死してしまう事があります。
特に鼻根部辺りは血管が多く注意が必要ですが、注入する場所や深度、ゆっくり少量ずつ注入すること、マイクロカニューレ(鈍針)を使うことなどで、このような事故を防ぐことが可能です。
解剖学の知識があり、経験豊富な医師であれば失明を心配する必要はないでしょう。


失敗することはないの?

「イメージしている顔と違った」「不自然に見えないか」など仕上がりに不安をお持ちの方。
患者様の骨格や筋肉のつき方は千差万別で、加齢による老化の状態によっても注入方法は異なってきます。
患者様にとってベストな注入をするためには、経験豊富で、技術力のある医師に施術してもらうのが最適です。
 ただ、もし気に入らない場合は専用の溶解剤(ヒアルロニダーゼ)で元に戻すことが可能です。


翌日は会社を休まなきゃいけない?

1回の施術は、10〜30分程度で、術後すぐにメイクする事ができ、翌日に腫れたりすることも稀なため、日常への負担はほとんどありません。内出血している場合も、コンシーラーでカバーできる程度なので翌日会社を休む必要はありません。


アレルギー反応はでないの?

しわ・たるみの治療にコラーゲンを使用していた時代は、アレルギー反応が起きることがありました。
高品質なヒアルロン酸を使用すればアレルギー反応が起こることはめったにありません。


施術中や術後に痛みはあるの?針が怖い…。

注射針を使用するので、針を刺す痛みはゼロではありません。  自由が丘クリニックでは、施術前にテープ麻酔や、施術時のナースによるタッピング、さらに前述したようにマイクロカニューレの使用など、痛みを緩和するための工夫を行っています。


まとめ

以上のような副作用はありますが、そのほとんどは数日~1週間程で治まるものばかりです。
確かな注入技術を持っている医師であれば、そのリスクはさらに低くなります。そのため、「副作用が心配」「安全性が不安」という方は尚更、医師選びとクリニック選びが重要になります。

安全性を第一に考えた製剤を使用しているか、理想の仕上がりに近づけるようカウンセリングに力を入れているか、アフターフォローは万全なのかを十分に確認されるとよいでしょう。

自由が丘クリニックの理事長である古山登隆ドクターは、厚生労働省認可「ジュビダームビスタ®」シリーズなどで知られるヒアルロン酸製剤メーカーのアラガン社から、ヘッドファカルティー(注入指導医のリーダー)に、院長の佐藤英明ドクターはファカルティー(注入指導医を育成する立場)に認定されており、安全を追求し、副作用の少ないヒアルロン酸注入を行っております。

医療法人社団 喜美会自由が丘クリニック
〒152-0023 
東京都目黒区八雲3-12-10パークヴィラ2F・3F・4F
10:00~19:00(最終受付18:45) 年中無休

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