レーザー

自由が丘クリニックでは、患者さまのシミのタイプに合わせた治療法をご提案します。

シミ・色素沈着とは

一般に言われる「シミ」とは、色素沈着によって肌の組織が黒色や茶色に変色してしまう状態のことです。色素斑とも呼ばれています。

メラニン色素を含んだ皮膚が生まれると、肌は通常自然の新陳代謝(ターンオーバー)によってその皮膚を押し上げ、新しく生成された皮膚と入れ替わります。小麦色に焼けた肌が時間と共に本来の肌色へと戻っていくのはこのためです。

しかし、何らかの理由で新陳代謝が低下したり、生成されるメラニン色素が過剰であると、ターンオーバーが間に合わずに色素沈着を起こしてしまいます。これが、一般にシミと言われるものの正体です。

また、ひとくちにシミと言っても、さまざまな種類があります。一般的に「シミ」と呼ばれるものの多くは「老人性色素斑」といい、これは紫外線が原因となって出来るシミの代表格です。若い頃に日焼けなどをしていた方は、年齢を重ねると肌の表面へこのシミが浮き出るように現れるので、日常のケアにも特に注意が必要でしょう。

他にも、肝斑や太田母斑、そばかすと呼ばれる色素沈着もシミの一種です。シミはそれぞれの症状により発生する原因や状態が違うので、治療法もそれに合わせる必要があります。お悩みの場合は、自由が丘クリニックのドクターへご相談ください。


色素沈着の種類

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三層構造で成り立っています。表皮に出来るシミは、老人性色素斑と脂漏性角化症(老人性ゆうぜい)、それに肝班やそばかすなどがあります。

通常、肌は新陳代謝によってメラニン色素を上部へと持ち上げ、排出しようとしますが、表皮にシミが出来る場合には新陳代謝が正常に機能していないことも考えられます。ですからシミを消すことと同時に、生活習慣や日常の紫外線対策を改め、肌そのものの健康を取り戻すことも必要です。

また、真皮に出来る色素沈着は、太田母斑や後天性真皮メラノーシスが代表的です。目の下に出来るクマなども、真皮に起こる色素沈着が原因と言われています。

真皮の色素沈着は表皮のものと比べて厄介だと言われていますが、これは表皮と違い真皮は28日という早い新陳代謝のメカニズムを持っていないため、一度色素沈着を起こすとメラニン色素の排出が中々行われないためです。 一口にシミと言っても様々な種類があり、その症状にあわせて治療方法も異なります。

自由が丘クリニックではそれぞれのシミに対し、豊富なメニューの中から様々な治療方法を提案しながら、患者様の希望に合わせた治療計画を作り上げます。

老人性色素斑

日光色素斑とも呼ばれ、その名前の通り加齢や紫外線が原因で出来るシミです。紫外線を受けることで活性化されるメラノサイトという細胞が、メラニン色素を過剰に生成することで発生します。シミのお悩みでご来院される方の場合、もっとも多い症状がこの症状です。

予防や悪化を防ぐためには、紫外線対策が重要となります。


肝斑(かんぱん)

ほほ骨や口の周囲などに出来る場合が多く、30代~50代の女性に多く見られます。左右対称に広がるような形で現れることが特徴で、原因には女性ホルモンのバランスや紫外線、ストレスや生活習慣の乱れなど、様々なものが指摘されています。

日本人の皮膚は比較的肝班が出来やすいと言われていて、皮膚の色が浅黒いほど出来やすいという報告もあります。


太田母斑(おおたぼはん)

通常のシミとは異なり、赤や青色に褐色が混じった色となります。見た目は打撲などで出来るあざと似ていますが、あざにしては広範囲で境界線がわかりにくいのが特徴です。

典型的な先天性の太田母斑は生後1年以内に発症する場合が多いと言われています。

あまり目立たない軽度のものや、思春期以降に 発症する後天性のものなどを含めると、その数はさらに多くなります。


雀卵斑(じゃくらんはん)

一般的にはそばかすと呼ばれているシミ。一般のシミと同じように、加齢や紫外線を受けることによって増悪しますが、遺伝的な要素も原因の一つとして挙げられています。雀卵斑は優勢遺伝なので、両親のどちらかがそばかすの出来やすい体質であれば、子供もその体質を引き継ぐ可能性が高くなるのです。また成人未満のお子様の場合は、年齢を重ねるごとに目立たなくなるケースもあります。


脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

中年以降の方の顔などに見られる、少し盛り上がった茶色~黒色の組織変化です。

触れると表面にざらつきを感じるものが多く、大きさは数ミリ~数センチ、わずかに盛り上がるものから突出したしこりになるものまで、様々な症状があります。

紫外線による皮膚細胞の異常増殖などが原因と言われているので、予防には紫外線対策が有効です。


炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)

炎症性色素沈着とは、ニキビや怪我、火傷などでおこった皮膚の炎症が色素沈着をおこし、そのままシミとして定着してしまう症状のことです。

一般的には時間の経過と共に消えていくものですが、紫外線を浴びたり皮膚の炎症が悪化することで、濃くなった色が消えずに残ってしまうことがあります。

色素沈着の悪化を食い止めるためには、紫外線対策をしっかりと行い日焼けを予防することが大切です。


摩擦黒皮症(まさつせいこくひしょう)

皮膚に黒褐色の色素沈着が起きる症状で、特に30歳代の女性に多いと言われています。

アレルギーやナイロンタオルなどで肌に強い摩擦を加え続けることで起こり、痛みやかゆみが無いため、場所によっては長い間ご自分では気付かない場合も多くあります。

入浴時にナイロンタオルの使用をやめることなどで症状は徐々に回復してきますが、気になる方は専門医にご相談されることをおすすめします。


花弁状色素斑(かべんじょうしきそはん)

海水浴などで強い日焼けをした後に出てくるシミです。両肩から上背部、胸元などに多くできます。

形は花びらや金平糖に似ていて、淡い褐色から黒褐色の色調で現れます。色素は定着してしまい薄くなることはないので、気になる場合はレーザー治療などによって治療を行うことをおすすめします。

予防には、紫外線対策が有効です。


蒙古斑(もうこはん)

蒙古斑は、母親の体内で胎児の色素細胞が表皮に向かい出ていく途中で、真皮の中に留まってしまいメラニン色素が沈着してしまうことで出来る青アザです。日本人の子供にはほとんどあることが普通で、これは大抵の場合10歳頃までにはほとんど消えてしまいます。

しかし稀に、大人になっても顔や四枝、腹部などに蒙古斑が残る場合があり、特に目立つ場合にはレーザー治療などで色素沈着を薄くすることができます。


レーザーの概要やリスク

麻酔貼り麻酔または局所麻酔
→自由が丘クリニックの麻酔について
入浴シャワー : 翌日から可能
副作用・
ダウンタイム
・治療後は一部赤みおよび炎症後色素沈着をきたすことがありますが、約1ヶ月~3ヶ月で軽減してきます。1週間後または1ヶ月後の再診時に状態をみて、外用剤を使用することもあります。
・表在性または深在性かによっては、水疱(水ぶくれ)形成が起こることもあります。
・効果については個人差があります。
注意事項 下記に当てはまる方は、施術を受けられないことがあります。
・対象部位に強い日焼けをしている場合
・極端に肌が弱く頻繁に肌荒れをする場合
・対象部位に皮膚疾患・感染がある場合
・真性ケロイド・ケロイド体質の場合
・全身状態:膠原病などの自己免疫疾患の既往がないこと、重症の糖尿病や高血圧のないこと、心疾患のないこと
・アトピー体質の方
・光線過敏症の方
・光感受性を高める薬を内服/外用している方(薬の添付文書の副作用に「光線過敏症」と記載あり)
・てんかん発作の既往がある方
・重症の糖尿病・膠原病の方
・治療部位に金の糸を入れている方
・ステロイド、金製剤を使用している(もしくは金製剤を使用していた)方
・妊娠または授乳中の方、内服治療中の方

料金(税込)

施術名 レーザー
料金 シミ(脂漏性角化症)
3mm以下 6,050円
5mm以下 24,200円
10mm以下 36,300円
11mm以上 ※5mmにつき +12,100円
ほくろ
1mm以下 12,100円
2mm以下 24,200円
3mm以下 36,300円
4mm以下 48,400円
5mm以上 ※1mmにつき +12,100円
イボ(アクロコロドン)
1個 3,025円
初診料 3,300円
保証 ほくろ治療は5年保証付き。再発の場合、再診料1,100円(税込)のみで照射可能。

※保険診療適応外の自由診療になります。
※上記料金は日本語での診察及びコミュニケーションが問題ない方が対象となります。通訳が必要な方はこちらをご覧ください。
 The above prices are for residents in Japan. For those coming from overseas, please click here.
 上述费率是针对日本境内的居民。 如果你是从国外来的,请点击这里

医療法人社団 喜美会自由が丘クリニック
〒152-0023 
東京都目黒区八雲3-12-10 パークヴィラ2F〜5F
TEL:0800-808-8200/03-5701-2500
電話受付 : 9:30~19:00
診療時間 : 10:00~18:00/年中無休

※当院は予約制となっております。
必ずご予約のうえご来院ください。
※未就学児の診療はおこなっておりません。
お近くの小児皮膚科を受診ください。

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