歯のケアを適切に行うことは、歯そのものだけでなく、全身のエイジングケアにも繋がります。特に、歯が失われる原因の1位と言われている「歯周病」は、30代以上の3人に2人がかかっていると言われています。
歯周病で歯を失うことは、からだ全体に大きな影響を与えるだけでなく、歯周病菌は糖尿病や脳卒中、動脈硬化といった病気の原因となることが最近の研究で明らかになってきました。歯周病を予防して健康な歯を維持することが、最大のエイジングケアだという考えのもと、こまめなチェックとクリーニングで皆様の歯の健康を守ります。
加齢とともに発症リスクが高くなる歯周病の予防、及びその治療のことを当院ではクリーニング・口腔ケアと呼んでいます。 具体的には、定期的な口腔内のチェック、歯周病の状態によって歯のクリーニングやスケーリング（歯石除去）及び適切な投薬、歯周病を予防するための磨き残しのチェックとブラッシング指導などがあります。
歯周病の原因は歯垢（プラーク）です。磨き残した部分に細菌が集まり歯垢となります。歯垢は空気を嫌うため、歯の隙間や溝（歯周ポケット）に潜んで歯肉に炎症を起こします。それが進むと歯周ポケットが深くなり、歯の土台となる歯槽骨が溶け出し、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病は完治することが難しいため、進行を止めることが大事になります。軽度の場合、歯に付着した歯垢を取るクリーニングや、歯石を取るスケーリングを行うことで、進行を止めることができます。歯周ポケットが深くなっている場合は、その中の歯石をスケーラーで除去することが、感染性の場合は、抗生剤などの適切な投薬が必要となります。
感染の度合いにもよりますが、クリーニングやスケーリングをこまめに行うことで、歯周病の進行を止め、症状を改善させることが可能です。
歯科医師、歯科衛生士による丁寧な施術歯についている歯石や歯垢除去は国家資格を持つ歯科衛生士が、歯肉の下側に隠れている歯周ポケット内の歯石除去は歯科医師が、隅々まで丁寧に行います。
また、口腔外科のスペシャリストである歯科医師による診察では、歯肉の腫れ方や粘膜の状態からみられる全身の健康状態までを意識したカウンセリングも行っています。
完全個室の快適な空間患者様のプライバシー確保のため、完全個室にて施術を行います。
歯科医師がお悩みやご希望などを丁寧にカウンセリング。その後口腔内のチェックを行い、歯や歯肉の状態を入念にチェックいたします。
歯科衛生士が歯垢や歯石を除去いたします。
また、歯周病を予防するためのブラッシング法をお教えします。
歯科医師または歯科衛生士が歯周ポケット内の歯石を除去します。
Q歯垢、歯石の除去は一度で終わりますか？
A歯周ポケット内の歯石は血液も混じっていることでとても硬く、１本を掃除するのにかなりの時間を要します。全ての歯を１回で治療するには時間がかかりすぎてしまうため、当院では１回の治療で1/3ずつスケーリングを行っており、歯全体が完了するまでに3回ほどの通院が必要となります（歯石のつき方やお口の状態によって必要な通院回数は異なります)。
また、歯石は日常生活で蓄積していくため、3〜6ヶ月に1度ご来院いただき、口腔内のチェックとクリーニングを行うことをおすすめします。
Q痛みはありますか？
A歯周ポケット内の深い部分に付着している歯石を除去する場合は、痛みを伴うこともありますので、必要に応じて麻酔を使用し、痛みの少ない治療を行っています。
歯科・口腔外科は毎週火曜日の診察となります。
※土日をご希望の方はご相談ください
| 所要時間 | 60分程度 |
|---|---|
| 推奨回数 | 3〜6ヶ月ごとに1回 |
| 注意事項 | ・妊娠または授乳中の方、内服治療中の方はお受けいただけない場合があります。 |
| 歯のクリーニング・口腔ケア（クリーニング・スケーリング及びブラッシング指導） | ||
| 料金 | 6,050円〜12,100円 | |
| 初診料 | 5,500円 | |
※保険診療適応外の自費診療になります。
※料金は口腔内の状態により変動いたします。医師が診察した上で、料金についてご説明いたします。
※上記料金は日本語での診察及びコミュニケーションが問題ない方が対象となります。通訳が必要な方はこちらをご覧ください。
The above prices are for residents in Japan. For those coming from overseas, please click here.
上述费率是针对日本境内的居民。 如果你是从国外来的，请点击这里。
※当院は予約制となっております。
必ずご予約のうえご来院ください。
※未就学児の診療はおこなっておりません。
お近くの小児皮膚科を受診ください。
当院の最新情報やモニター募集など、
お得な情報をお知らせします。
