口唇裂術後の修正手術と併用治療


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自由が丘クリニックでは、幼少期に口唇裂の手術(保険診療)を受けたが、より見た目を改善したいという方のために二次修正手術を行っています。 また、修正手術後に起こりやすい左右差などの問題点に対しては、ヒアルロン酸注入による併用治療のご提案も可能です。

このような方におすすめ

  • 口唇裂の二次修正手術を考えている
  • 他院でこれ以上の改善は難しいと言われた
  • 外鼻や口唇の変形や左右差が気になる
  • 修正手術後、さらに見た目を整えたい

口唇裂とは

口唇裂とは、生まれつき上唇などに割れ目がある先天性の異常です。
上顎に割れ目のある口蓋裂と合併していていることも多いですが、口唇裂だけを持って生まれる方もいます。日本では500人に1人くらいの割合で出現する頻度の高い疾患になります。

見た目や哺乳、言葉への影響もあるため通常生後3ヶ月前後で初回手術が行われ、その後の状況や発育に応じて複数回手術が行われます。(大学病院などでの保険診療)


口唇裂術後の修正手術

患者さまのお悩みや希望を叶えるために治療法を提案します。

◎口唇周囲の手術について


< 手術の一例 >

  • 左右非対称の部位の修正
  • 傷跡の修正
  • 口唇の山の高さや形(キューピット弓)、引きつれ、人中稜(ふくらみ)の再建など


◎鼻の手術について


片側性口唇裂では非対称の改善のために、口唇裂のない方に合わせ口唇裂側の修正を行うことが一般的ですが、その調整では限界があります。美容医療では必要時は口唇裂のない方にも手を入れ、バランスのとれた鼻になるよう調整します。

更に通常行なっている美容外科手技を駆使してより美しい外鼻形態を獲得し、口唇裂の特徴を限りなく薄めることが可能です。

保険診療ではカバーできない術式や、機能性と共に「審美性」も重視した施術を行います。また術後の繊細な調整や注入療法の併用を行うことにより、口唇裂に気がつかせないような仕上がりを追求します。


< 手術の一例 >



症例写真

◎20代女性



【担当医コメント】
20代女性で、生後3ヶ月時に口唇形成術を受けてから、以降一度も二次手術はを受けていない状況でした。
ご希望は鼻・口唇を整え、また鼻全体を高くシャープな外観にしたいということでした。
三角弁の回転により赤唇縁の反りを再建して引きつれを解消し、筋層再建により人中の形成を行いました。(図1)



また患者さまが希望する外観に近づけるため、手術は耳介軟骨による鼻中隔延長と鼻尖への耳介軟骨移植(onlay graft)、シリコンインプラントによる隆鼻術を行いました。(図2)また鼻孔底の陥凹には、骨膜下に細片肋軟骨移植を実施しています。(図1)

Afterの写真は術後8ヶ月に撮影しています。鼻中隔矯正は行わず延長しているため鼻柱の傾きが残っていますが、正面からは良好な対称性が得られていると思います。また鼻孔底の底上げは口唇裂の印象を薄めるのに大きな効果があると考えています。





【施術名】口唇瘢痕修正、筋層再建(人中形成)、鼻中隔延長術、鼻尖形成術(縮小・増高)、鼻孔底陥凹修正、I 型シリコンインプラントによる隆鼻術、術後3ヶ月時にPRPを口唇縫合部に注入
【担当医】中北信昭
【料金】2,600,000円(税込)
【概要やリスク】こちらをご覧ください



◎30代女性

口唇裂術後の修正手術の症例写真
口唇裂術後の修正手術の症例写真
口唇裂術後の修正手術の症例写真
口唇裂術後の修正手術の症例写真


【担当医コメント】
初回手術時期は不明ですが、19歳の時に大学病院で口唇修正と顎裂部骨移植を行っています。
ご希望は鼻と唇の対称化、鼻尖の高さを出したいということでした。
三角弁の回転により赤唇縁の反りを再建し、筋層再建により人中の形成を行いました。(図3)



鼻尖は下外側鼻軟骨(LLC)のトリミングによる縮小と肋軟骨移植(図4)、耳介軟骨移植(onlay graft)で高さを出し、切除した鼻翼軟骨で鼻孔縁の形態修正を図っています。(図5)

Afterの写真は術後1年に撮影しています。鼻孔形態の左右差が若干残っていますが、口唇形態の改善と併せて、口唇特有の変形がかなり解消したと思います。また赤唇縁の拘縮も改善がみられます。





【施術名】口唇瘢痕修正・拘縮解除、人中形成、鼻翼縮小術(健側)、鼻孔底幅縮小術(裂側・健側)、鼻孔底陥凹修正、鼻尖形成(縮小・増高)
【担当医】中北信昭
【料金】2,244,000円(税込)
【概要やリスク】こちらをご覧ください



中北 信昭 総院長

大学病院などでの小児先天性異常(口唇裂・口蓋裂など)や顎変形症の豊富な手術経験を活かし、美容外科では主に鼻や顔面骨格形成手術を担当。口唇口蓋裂の二次修正手術も行っており、審美面・機能面とも細部にこだわった仕上がりを追求している。

数をこなすのではなく、患者さま一人ひとりに丁寧に時間をかけて向き合うスタイルで、患者さまからの信頼も厚く、全国各地からお問い合わせをいただいている。



◎資格
医学博士/日本専門医機構認定 形成外科専門医/日本美容外科学会専門医(JSAPS)

◎所属学会
日本形成外科学会/日本美容外科学会(JSAPS)/日本頭蓋顎顔面外科学会/国際形成外科学会/日本顎変形症学会/日本再生医療学会




口唇裂修正手術後の併用治療

口唇裂術後の修正手術では、以下の併用治療をご用意しております。

◎ヒアルロン酸による併用治療


当院では、口唇裂の二次修正手術だけでなく、左右差などの術後に起こりやすい問題点に対するヒアルロン酸注入による修正治療も行っています。 古山理事長が丁寧にカウンセリングし施術も担当します。

今まで治療を受けてきた病院などでこれ以上の改善は難しいといわれた方、唇や鼻の形が気になると悩んでいる方は、是非一度ご相談ください。



症例写真



【施術名】ヒアルロン酸注射
【担当医】古山登隆
【料金】77,000円(0.25cc)(税込)〜
【概要やリスク】こちらをご覧ください

注入デザイン

口唇裂の注入療法のデザイン画


古山 登隆理事長

“メスを使わない若返り治療”を得意とし、特にヒアルロン酸やボトックス注入、糸によるたるみ治療は国際的にも高い評価を得ており、注入指導医のヘッド・ファカルティとして国内外の美容医療の発展に貢献している。

◎資格
日本形成外科専門医/日本抗加齢医学会評議員/アラガン社ヘッドファカルティ(ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医)/点滴療法研究会マスターズクラブ・ボードメンバー

◎所属学会
日本形成外科学会/日本美容外科学会(JSAPS)/日本抗加齢医学会




口唇裂術後の修正手術の概要やリスク

麻酔 全身麻酔
→自由が丘クリニックの麻酔について
施術の所用時間 2〜8時間
洗顔・入浴・メイク シャワー・入浴:翌日から、お顔を濡らさないようにして浴びることができます。
洗顔・メイク:鼻のギプス解除後(5〜7日後)から可能です。
副作用・
ダウンタイム
<口唇裂術後の修正手術>
・他の手術と同じく感染のリスクがあります。万が一感染が起こった場合、インプラントや移植組織を取り除かなければならないことがあります。
・術後に出血が起こり、皮膚の下に止まってしまい血腫を形成することがあります。少量であれば自然に吸収されますが、鼻尖の皮下に多量の血腫ができると強い線維化(瘢痕)を招いてしまいます。目標のきれいな形が得られなくなる可能性がありますので、必要に応じて創を開き血腫を取り除く処置を行うことがあります。

<ヒアルロン酸注射>
・かゆみ、圧痛を伴う炎症反応(赤み、むくみ、紅斑)などが起きる可能性があります。これらは通常は一過性のものですが、1週間ほど継続することがあります。
・注入後の経過が経った後、まれにアレルギー症状が起きることがあります。
・血腫、感染、注入部位の着色または退色、神経圧迫、塞栓、膿疹形成、肉芽腫、過敏症などが起きることがあります。
・注射針によって内出血が起きることがあります。
・予想以上に効果の実感が得られない、または修正効果が弱いことがあります。
注意事項 ・妊娠または授乳中の方、内服治療中の方はお受けいただけない場合があります。

料金(税込)

口唇裂術後の修正手術と併用治療
口唇裂術後の修正手術 1,000,000円~3,000,000円程度
併用治療(ヒアルロン酸注射) 77,000円(0.25cc)
初診料 5,500円

オンライン診療

※保険診療適応外の自由診療になります。
※予約の取消及び日程を変更する場合、規定のキャンセル料が発生いたします。詳しくはキャンセルポリシーをご覧ください。
※上記料金は日本語での診察及びコミュニケーションが問題ない方が対象となります。通訳が必要な方はこちらをご覧ください。
 The above prices are for residents in Japan. For those coming from overseas, please click here.
 上述费率是针对日本境内的居民。 如果你是从国外来的,请点击这里


関連リンク

医療法人社団 喜美会自由が丘クリニック
〒152-0023 
東京都目黒区八雲3-12-10 パークヴィラ2F〜5F
TEL:0800-808-8200/03-5701-2500
電話受付 : 9:30~19:00
診療時間 : 10:00~18:00/年中無休

※当院は予約制となっております。
必ずご予約のうえご来院ください。
※未就学児の診療はおこなっておりません。
お近くの小児皮膚科を受診ください。

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