ピコレーザー

ピコレーザーとは

シミ治療は、その性質に合わせたレーザーの波長と照射時間（パルス幅）が重要となります。従来のシミ治療に使用されてきたレーザーは、パルス幅が「ナノ秒」であるのに対し、ピコレーザーのパルス幅はさらにその1000分の1秒の「ピコ秒」という非常に短いパルス幅を実現しました。
「ピコ秒」という極めて短い照射時間のため、従来のレーザー機器と比較して熱ダメージが少なく、痛みの少ない、肌への負担を軽減した治療が可能となりました。

当院のピコレーザーについて

当院では、Quanta社製の『ディスカバリーピコプラス』とFotona社製の『PQXピコレーザー』の2機種を採用しています。
患者さまの症状に応じて、医師が適切な機種や波長を選択し、最適な治療を行っています。

ディスカバリーピコの上位機種である『ディスカバリーピコプラス』は、3種類の波長を搭載し、他のピコレーザー機器と比較して2～4倍のピークパワーでの照射が可能です。
短いパルス幅による照射によって肌ダメージを軽減した治療を可能にします。

厚生労働省の承認を取得した『PQX ピコレーザー』は、超短パルス幅（300ピコ秒）により、肌へのダメージ軽減効果が期待できます。
また、四角形スポット照射により、照射漏れや重ね打ちを防ぎ、広範囲を効率的に治療できます。

ピコレーザー　3つの特徴

Point1
短期間、少ない回数で効果を実感

従来のレーザーに比べ、ピコレーザーは色素の粒子をより細かく破砕することができます。細かく破砕された色素は代謝排泄されやすくなるため、より少ない治療回数で改善することが可能です。

Point2
痛みが少なく肌にやさしい

レーザーを照射すると熱が発生し、周囲の組織に影響を与えて痛みが発生します。照射時間が長いほど強い熱が発生するため、痛みも大きくなります。ピコレーザーはピコ秒という非常に短い照射で熱ダメージが少ないため、痛みが少なくお肌に優しい治療が可能です。

Point3
カサブタができにくく、色素沈着のリスクが少ない

ピコレーザーは光熱ではなく衝撃波でメラニン色素を破壊するため、周囲の細胞が傷つきにくく、狙ったメラニン色素のみを破壊するので、炎症後色素沈着のリスクが減り、カサブタができにくい^※1 という特長があります。

ピコレーザー機種比較

当院で使用するイタリアQUANTA社製ディスカバリー・ピコプラスは、いくつかあるピコレーザー機器の中でも、特に短いパルス幅で照射が可能なため、より熱ダメージが少なく、痛みとリスクを軽減した治療が可能となります。

施術後の肌を日焼けから守るアフターケア付き

施術後の肌をやさしくケアするため、当院の医師の視点を取り入れて開発された「JC PROGRAM」シリーズの日焼け止め『JC デイリースキンヴェール UV（30g、3,850円）』をご提供しております。

肌をいたわる植物由来の保湿成分を配合。SPF45・PA++++で、施術後の紫外線対策をやさしくサポートします。

※本製品は、治療に含まれるアフターケアの一環として、医師の判断により提供しております。
※『JC デイリースキンヴェール UV』の詳細はこちらから（外部サイト）

理想の肌への近道−目的別に6つのコース

ピコレーザーはお悩みや目的に応じてモードを使い分けることで、自分がなりたい肌へと近づきます。

自由が丘クリニックでは、「ピコスポット」、「ピコトーニング」、「ピコフラクショナル」、「マイクロトーニング」の各モードと、これらのモードを組み合わせてお一人おひとりに最適な治療を行う、ドクターおまかせ「トータルレーザートリートメント」など、6つのコースをご用意しております。

シミをピンポイントで除去
「ピコスポット」

シミといっても顔にできるシミにはいくつか種類があります。多くの方は数種類のシミが混在しているため、そのシミの性質に合わせたレーザー選択が必要でした。ピコレーザーなら、薄いシミ、そばかす、後天性真皮メラノサイトーシスなど、顔や体の気になるシミをピンポイントで除去することができます。

肝斑・くすみ・肌全体のシミに
「トーニング」

ピコトーニングとルビーフラクショナルを顔全体に照射する治療方法で、メラニン色素を少しずつ分解、排出してシミやくすみを薄くしていきます。定期的な治療で、肝斑、くすみ、色素沈着、顔全体のシミなどのお悩みをより効果的にスピーディに改善できます。施術を重ねる度に肌自体がトーンアップしていくのを実感していただける治療です。

ニキビ跡・毛穴・小じわなどに
「ピコフラクショナル」

レーザーで皮膚に点状の微細な穴を開けることで、生まれたての新しい肌に入れ替える治療です。肌の深部まで作用し、ニキビ跡、赤み、開いた毛穴などを改善します。従来のフラクショナルレーザーと比べ、熱発生がほどんどないため、痛みもダウンタイムも最小限に抑えた施術が可能になりました。

美肌効果・肌質改善に
「マイクロトーニング」

レーザーを顔全体に照射する治療方法で、照射後は肌が引き締まり内側から弾力に満ちた肌を実感していただけます。ハリや艶が無くなったと感じる方におすすめの治療です。

おすすめ
ドクターおまかせ
「トータルレーザートリートメント」

お一人おひとりのお悩みや症状により、最適なモードを組み合わせて照射します。
部分シミ取り、肝斑、くすみ、肌全体のシミ、ニキビ跡、毛穴、小じわなど幅広いお悩みに対応する自由が丘クリニックおすすめコースです。

※ピコスポット・ルビースポット(3mm以下取り放題/4～10mm以下5個まで)／CO2レーザー (ホクロ以外5個まで)／ピコトーニング／ルビーフラクショナル／ピコフラクショナルを使用します。
※必ずしも全てのモードを使用して照射するとは限りません。症状に応じて全てのモードを使用する場合も、必要なモードのみ組み合わせて照射する場合もございます。

おすすめ
更に美肌を追求したパーフェクトコース
「トータルレーザートリートメント プラス」

トータルレーザートリートメントに、マイクロトーニングが付いた美肌パーフェクトコースです。

※ピコスポット・ルビースポット(3mm以下取り放題/4～10mm以下5個まで)／CO2レーザー (ホクロ以外5個まで)／ピコトーニング／ルビーフラクショナル／ピコフラクショナル／マイクロトーニングを使用します。
※必ずしも全てのモードを使用して照射するとは限りません。症状に応じて全てのモードを使用する場合も、必要なモードのみ組み合わせて照射する場合もございます。
※マイクロトーニングは2週間後の再診（経過観察）の際に照射いたします。

症例写真

◎40代女性

【施術名・回数】ピコレーザー（ピコスポット）1回
【料金】ピコスポット 6,050円〜36,300円（税込）
【概要やリスク】こちらをご覧ください

◎40代女性

【施術名・回数】ピコレーザー（ピコスポット1回 / ピコフラクショナル3回 / トーニング3回）
【料金】ピコスポット 6,050円〜36,300円、ピコフラクショナル 24,200円〜60,500円、トーニング 30,250円〜54,450円（各税込）
【概要やリスク】こちらをご覧ください

◎50代女性

*施術中
【施術名・回数】ピコレーザー（カスタマイズトーニング）5回、シルファームX 5回、スネコス注射 4回、ヒアルロン酸注射:ボライトXC 1回併用
【料金】ピコレーザー（カスタマイズトーニング）1回 30,250円〜54,450円、シルファームX1回 33,000円〜66,000円、スネコス注射 1回：88,000円、ヒアルロン酸注射 1本 132,000円〜288,750円（各税込）
【概要やリスク】こちらをご覧ください

施術の流れ

セルフ洗顔

全顔のメイクを落としていただきます。

特殊カメラ撮影

3Dカメラで撮影をいたします。

医師の診察

皮膚の専門医が丁寧に診察をいたします。

麻酔

麻酔はクリームまたはシールを使用いたします。

ピコレーザー照射

医師がお肌の状態を確認しながら、ピコレーザーを照射いたします。

ご自宅でのアフターケア

施術後の肌をやさしくケアするため、当院の医師の視点を取り入れて開発された「JC PROGRAM」シリーズの日焼け止め『JC デイリースキンヴェールUV（30g、3,850円）』をご提供しております。

ピコレーザーの概要やリスク

料金(税込)

※本製品（JCデイリースキンヴェール UV）は、施術後の肌をケアする目的で医師の判断により提供しています。
※治療に含まれるアフターケアの一環としてご案内しております。
※保険診療適応外の自由診療になります。
※河野医師を指名の場合は料金が異なります。ご希望の方はお問合せください。
※この治療法で用いられる医薬品・医療機器は国内において薬機法上の承認を受けていません。
※未承認の医薬品・医療機器については、厚労省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご覧ください。
　https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/overseas_report/index.html
※上記料金は日本語での診察及びコミュニケーションが問題ない方が対象となります。通訳が必要な方はこちらをご覧ください。
　The above prices are for residents in Japan. For those coming from overseas, please click here.
　上述费率是针对日本境内的居民。 如果你是从国外来的，请点击这里。

おすすめの組み合わせ

◎ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、肌の表面に残っている古い角質を酸の力で取り除く肌治療です。シミやニキビ、毛穴の開きなどに効果を発揮します。
→ケミカルピーリングはこちら

◎ダーマペン４

極細の針で皮膚表面に目に見えないほどの微小な穴を開けることで、肌の再生能力を活性化させ、凹凸のない滑らかな肌に導きます。
→ダーマペン４はこちら

◎フォトフェイシャル ステラM22

IPLという光を使った肌治療。シミや肝斑を目立ちづらくする、肌の弾力をアップさせるなど、あらゆる肌トラブルを一掃します。
→フォトフェイシャル ステラM22はこちら

◎メソナJフェイシャル

メソポレーションと、リフトアップマッサージを組み合わせることで、潤い弾む感動のキメ美肌へと導きます。
→メソナJフェイシャルはこちら

関連リンク

• 【メディア情報】 MyAge 8月号にシミ治療『ピコレーザー』が掲載されました（2021.07.12）
• 【メディア情報】 otona MUSE 4月号にシミ治療が掲載されました（2021.03.26）
• 【メディア情報】 Marisol（マリソル）12月号にピコトーニングが掲載されました（2020.11.10）
• 【メディア掲載】 VoCE5月号にピコレーザー（ピコトリートメントプラス）が掲載されました（2020.03.23）