2021年6月、京都で開催された『第21回日本抗加齢医学会総会』にて、古山登隆ドクターが注入療法について講演を行いました。自由が丘クリニックでの長年の診療経験に基づく話を、多くのドクターが聴講いたしました。
6月25日から27日にかけて、国立京都国際会館で開催された『第21回日本抗加齢医学会総会』にて、古山登隆ドクターが2つのセッションで発表しました。
コロナ禍により、現地とインターネットによるハイブリット開催でしたが、2セッション合わせて400名近くの医師が聴講し、盛況な講演となりました。また、座長は自由が丘クリニックで、まぶたのたるみ治療を行う大慈弥裕之ドクターが務めました。
1つ目のセッションは『ボツリヌス治療(ボトックス®)から始める美容医療の第一歩』と題して、ボトックス注射の歴史や、2009年に眉間の表情ジワ治療法として、厚生労働省に承認される以前から現在までの治療手技の変遷を、自由が丘クリニックでの長年の診療経験を元に講演しました。
もう1つは”化粧と匂いと医療”というセッションで、『これからの見た目のアンチエイジング〜ノンサージェリー治療と化粧について〜』と題し、ヒアルロン酸注射やボトックス注射による治療とメイクの類似性がテーマです。
注入療法は教育システムの確立で、手技も格段に洗練されてきました。近年は顔の凸凹を改善して影を消す手技が主で、この点においてメイクによるハイライトやシャドーの入れ方と共通点が多く、これまでとは別のユニークな視点から見た注入療法の講演となりました。
注入療法も日進月歩でアップデートを重ねていますが、安全・安心な治療を行うことが根幹となります。このような学会を通じて、安全性や注入療法の今後の可能性を伝えられればと思います。
なお、古山登隆ドクターの過去の学会活動、執筆活動については注入療法専門サイトをご覧ください。