鼻尖形成術・小鼻縮小術・鼻中隔延長術について、日本美容外科学会(JSAPS)認定美容外科専門医である中北総院長が徹底解説
「団子鼻を解消したい」「アップノーズ(豚鼻)を治したい」「ツンとした鼻先にしたい」など、お悩み別の鼻の手術について、日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医である中北総院長がわかりやすく解説します。
鼻尖形成術、小鼻縮小術、鼻中隔延長術という3つの術式について、それぞれの内容やダウンタイムを解説するとともに、「不自然に見えない」ナチュラルな仕上がり(忘れ鼻)へのこだわりを紹介しています。
患者さまお一人おひとりに最適な鼻の形を見極め、それに合った術式をご提案します。ぜひ動画でご覧ください。
鼻中隔延長術はこのような方におすすめ
鼻尖(鼻先)が上を向いている(アップノーズ)
鼻の穴が正面から見えやすくて目立つ
鼻が短い
鼻の下が長く見える(鼻下長)
自由が丘クリニックの鼻中隔延長術のメリット
自家組織(耳介軟骨や鼻中隔軟骨の一部、それらが利用できない場合に限り肋軟骨)を使うため、安全性が高い(人工材料や寄贈軟骨と呼ばれる他人の軟骨は一切使用していません)
無理な延長は行わず、自然な外見と安全性を重視
鼻中隔延長術について
鼻中隔とは、鼻腔(鼻の中の空間)を左右に仕切る壁のことをいい、主に耳の軟骨を移植してこの壁を延長し、ここに鼻尖の軟骨(鼻翼軟骨)を下方に移動した状態で縫いつけて固定するのが鼻中隔延長術です。鼻尖が下がるため、上向きの鼻(アップノーズ、豚鼻)や短鼻を治療できます。
鼻の手術を行うためのアプローチには、鼻孔(鼻の穴)の内側のみを切開するクローズ法と、鼻柱(左右の鼻孔の間の部分)を横切る切開を加えるオープン法とがあります。基本的な鼻突形成術はクローズ法で行うこともありますが、鼻中隔延長術はオープン法で行います。
鼻中隔延長術は、移植軟骨を固定する際に鼻中隔の延長方向と距離、位置を慎重に検討する必要があり、この作業を正確に行うためには、オープン法が必要になります。
切開の際には、なるべく傷痕が残らないように配慮し、術後3ヶ月程度でほとんど気にならなくなります。
鼻中隔延長術で使用する軟骨は3種類
◎耳介軟骨
当院では、おもに耳介軟骨を用いています。その理由として、ほぼ必要な長さが確保でき、かつ耳裏を切開するだけで負担が少なく採取できること、肋軟骨のような骨化が起きないので、細工がし易く、割れることがないなどがあげられます。
「耳介軟骨はやわらかいから、保持力が疑問」という声もありますが、この問題点は、耳介軟骨を左右両方の耳から採取し、2枚重ねにして移植することで解決します。
重ねた軟骨には少し厚みが出てしまいますが、耳介軟骨がもつしなやかさは十分に残ります。この柔軟性を生かし、鼻中隔延長術特有の「鼻尖が固くなる」という問題を最小限に抑えます。
◎鼻中隔軟骨
鼻中隔軟骨は強度が高く、厚さも薄く、使いやすい材料です。しかし、鼻中隔軟骨は元々小さいため、必要な長さを確保しづらく、また鼻中隔自体が一部欠けることになるため、移植床としての強度が弱まる可能性があります。
鼻中隔自体の強度を保つには、約1cmの幅を持ったL型の枠を残す必要があり、その分採取できる軟骨の大きさが限られます。
◎肋軟骨(ろくなんこつ)
肋軟骨は量が豊富で、非常に強度があるのが特徴です。しかし、硬すぎる、曲がりやすい、胸に傷痕が残るなどの大きな欠点があるため、当院では耳介軟骨や鼻中隔軟骨が採取できない場合に限って使用しており、肋軟骨を第一選択とすることはありません。
鼻中隔延長の加減について
鼻中隔延長のデザインの際には、鼻中隔を支点として、延長する方向や長さを決めます。
上の図のAでは鼻尖が尖りすぎ 、またはアップノーズになりやすく、逆にCでは垂れ鼻になってしまいます。そのため、Bのように鼻背(鼻筋)とほぼ並行に延長するのが原則です。また、延長の度合いが過剰、または不足とならないような長さの調整も不可欠です。
そのため、手術の際には仮縫いなどを複数回行いながら、最適なバランスを探ります。
◎鼻中隔延長での無理は禁物!
鼻中隔延長術では、本来は直接繋がっていない鼻中隔軟骨と鼻翼軟骨を軟骨移植で連結させるため、ある程度鼻尖が硬くなり、動きも制限されます。
また、突っ張り棒で押し出されたような構造になるため、鼻尖に緊張が生じ、あまりに無理をすると鼻尖が曲がってしまうことがあります。また、過度な延長により不自然な外観(いわゆる矢印鼻)に悩まされる結果となってしまうこともあります。
これらの問題を最小限にするには、延長の限界に挑戦するのではなく、適度かつ控えめな延長にとどめることが大切です。
◎鼻先を整えるため、鼻尖形成術の組み合わせを
鼻中隔延長術では、鼻尖の方向を最適化できても、鼻尖(鼻先)の形状や尖り具合の微細な調整は困難です。
そのため、通常はさらに鼻尖に被せるような形で耳介軟骨の移植(鼻尖形成術)を行います。
術後の固定や、治療効果の判断時期について
◎固定について
術後には、血腫を防いで腫れを抑えるため、鼻尖を中心とした圧迫固定が重要です。
そのためにはシリコンチューブを鼻孔に挿入し(3日後に抜去))、外表はテープとギブスで固定(5日後に除去)します。耳介軟骨採取部も含め、全ての抜糸は7日後に終了します。
プロテーゼや移植した組織が安定するまでに1ヶ月程度かかるため、それまでは夜間や就寝時に固定を行っていただきます。
◎治療効果の判断時期について
術後のむくみが完全に取れるには1〜3ヶ月程度かかります。したがって、手術の効果が十分に現れているかを判断できるのは、それ以降の時期となります。
切らない糸などを使った鼻中隔延長術について
「なるべくダウンタイムや費用を抑えたい」「大掛かりな手術に抵抗がある」という人は、特殊な糸を用いる鼻中隔延長術を選択することがあるようです。
しかし、糸を使用する施術の効果は永続的ではなく、固定の保持力もほとんどないため、効果はきわめて限定的です。
形成外科・美容外科 / 総院長 / 医学博士
中北 信昭
糸を挿入する際に鼻の軟骨を傷つけたり瘢痕が生じたりし、いざ本格的な手術をしたいとなったときに支障が出るなどのリスクもあるので、おすすめできません。
症例写真
◎鼻中隔延長術・鼻尖形成術・小鼻縮小・斜鼻修正によりアップノーズと斜鼻が改善した30代女性
【施術名】鼻中隔矯正術を兼ねた鼻中隔延長術(肋軟骨移植)、鼻尖形成術、斜鼻修正(鼻骨骨切り術)
【料金】2,585,000円(税込/2024年手術当時)※最新の料金は料金表をご確認ください
【概要やリスク】こちらをご覧ください
◎鼻中隔延長術と隆鼻術により短鼻・低鼻が改善した30代男性
【施術名】鼻中隔延長術(耳介軟骨移植)、隆鼻術(I型シリコンプロテーゼ)
【料金】1,450,000円(税込/2021年手術当時)※最新の料金は料金表をご確認ください
【概要やリスク】こちらをご覧ください
◎鼻中隔延長と鼻中隔湾曲矯正により理想的な鼻のバランスが得られた20代女性
【施術名】鼻中隔延長術、鼻中隔湾曲矯正
【料金】2,090,000円(税込/2023年手術当時)※最新の料金は料金表をご確認ください
【概要やリスク】こちらをご覧ください
◎20代女性
【施術名】鼻中隔延長術(耳介軟骨移植)、基部後退改善プロテーゼ、鼻尖形成術(耳介軟骨移植)、他院で挿入した鼻背のメッシュ・鼻尖のメッシュボール除去
【担当医】中北信昭
【料金】2,090,000円(税込/2024年手術当時)※最新の料金は料金表をご確認ください
【概要やリスク】こちらをご覧ください
◎40代女性
【施術名】鼻中隔延長術(耳介軟骨移植)、鼻尖形成術(耳介軟骨移植)、他院で挿入したプロテーゼ除去
【担当医】中北信昭
【料金】1,298,000円(税込/2024年手術当時)※最新の料金は料金表をご確認ください
【概要やリスク】こちらをご覧ください
◎鼻中隔延長術・隆鼻術・鼻翼縮小術により鼻すじが通りすっきりした印象となった20代女性
【施術名】鼻中隔延長術、シリコンインプラントによる隆鼻術、小鼻縮小術
【料金】1,760,000円(税込/2019年手術当時)※最新の料金は料金表をご確認ください
【概要やリスク】こちらをご覧ください
◎40代女性
【施術名】鼻中隔延長術(両耳介軟骨)、隆鼻術(I型シリコンプロテーゼ)
【担当医】中北信昭
【料金】1,705,000円(税込/2023年手術当時)※最新の料金は料金表をご確認ください
【概要やリスク】こちらをご覧ください
◎個性を残しつつ控えめ目なアップノーズ改善と鼻すじの高さが得られた30代女性
【施術名】鼻中隔延長術、鼻背シリコンインプラントおよび鼻尖への軟骨移植を併用(極めてマイルドな変化を希望)
【料金】2,035,000円(税込/2019年手術当時)※最新の料金は料金表をご確認ください
【概要やリスク】こちらをご覧ください
鼻中隔延長術の概要やリスク
麻酔 全身麻酔→自由が丘クリニックの麻酔について
施術の所要時間 4時間程度
洗顔・入浴・メイク 洗顔・シャワー : 翌日から可能 ※患部はお湯で流す程度にしてください。 入浴 : 腫れが概ね引いてから可能 メイク : 抜糸後から可能
通院回数 診察 ▷ 手術 ▷ 手術の3日〜5日にガーゼや包帯などの固定を外す ▷ 1週間後に抜糸、ギプスなどの固定を外す ※通院回数は、術後の経過などによって個人差があります。
入院 1泊
副作用・ ダウンタイム ・術後しばらくは傷あとが赤く、硬くなります。通常は3か月程度で落ち着きますが、すっかりなじむまでには6ヶ月以上かかることもあります。
・耳の軟骨や側頭筋膜を使用した場合、その採取部に多少傷あとが残りますが、目立つことはほとんどありません。また、機能的な障害は残りません。
・鼻中隔の粘膜をより広く剥離するため、術後に粘膜が腫れてしばらく鼻閉症状が現れます。通常は1〜2週間程度で回復します。
・感染(化膿):滅多にないことですが、どのような手術でも細菌感染が起こる可能性があります
・血腫:術後に出血が起こり、皮膚の下に溜まってしまうことがあります。
・麻酔を行う際、注射針によって内出血が起きることがあります。
・予想以上に効果の実感が得られない、または修正効果が弱いことがあります。
注意事項
・皮膚が厚く硬い方では、手術の効果が出にくい(鼻先が思ったほど細くならない)場合があることをご了承ください。
・元々鼻の皮膚や粘膜には余裕がないため、軟骨移植によって延長を図っても、期待したほどの効果が得られないことがあります。また、効果が十分に得られても、時間の経過とともにある程度後戻りが起こることもあります。
・鼻の組織の安定には3週間程度かかるため、念のため1ヶ月程度はサウナや激しい運動、飲酒などの血流を活発にする行為、顔のマッサージ、歯の治療、眼鏡の長時間使用、うつぶせ寝をお控えください。
・妊娠または授乳中の方、内服治療中の方はお受けいただけない場合があります。
料金(税込)
鼻中隔延長術
1,100,000円〜1,375,000円
初診料
6,600円
中北総院長指名料
110,000円
※会員登録(無料)をして頂くと月替わりのご優待がございます(自由が丘倶楽部の詳細はこちら )
※術式や組み合わせなど、手術の内容によって料金が異なります。カウンセリングの際にご説明いたします。
※手術日が決定しましたら、内金として予定手術費用の30%をお支払いいただきます。
※残金は手術日1週間前までに振込または窓口にてお支払いいただきます。
※予約の取消及び日程を変更する場合、規定のキャンセル料が発生いたします。詳しくはキャンセルポリシー をご覧ください。
※手術後の投薬(抗生物質・鎮痛剤・胃薬等)、消毒、抜糸等の料金は、上記に含まれます。
※手術前の検査(血液検査、心電図、レントゲン)、麻酔代、術前後管理代、入院代は別途費用となります。
※保険診療適応外の自由診療になります。
※上記料金は日本語での診察及びコミュニケーションが問題ない方が対象となります。通訳が必要な方はこちら をご覧ください。
The prices above are for patients who can communicate smoothly in Japanese.
Please refer to this page if you require an interpreter .
上述费用适用于能够使用日语阅读及交流无障碍的客人。有障碍的客人请点击此处查看相关费用 。
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当ページの監修医師
「鼻先が上を向いていて鼻の穴が目立つ(アップノーズ)」「短鼻を直して、鼻先をシャープに下方向へ伸ばしたい」という特有のお悩みに対して、根本的な解決策となるのが鼻中隔延長術です。
鼻腔を左右に仕切る壁(鼻中隔)に、主に耳の軟骨などご自身の「自家組織」を移植して壁を延長し、そこに鼻先の軟骨を下方に移動した状態で縫いつけて固定する手術です。
人工材料や他人の軟骨は一切使用しないため、安全性が非常に高いのが特長です。
この手術は移植軟骨を固定する際、延長の方向や距離、位置を正確に見極める必要があるため、鼻柱を切開する「オープン法」で行います。
お顔の立体的な特徴を熟知した形成外科専門医が、診察を通して患者さまのお悩みを丁寧にお伺いし、手術までを一貫して担当いたします。
傷跡ができるだけ残らないよう細心の注意を払って縫合し、無理な延長は行わず、お顔全体に馴染む「自然な外見と安全性」を最優先にした美しい鼻先を叶えます。 ぜひご相談ください。
秋本 峰克
院長 医学博士 日本専門医機構認定 形成外科専門医 日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
専門医資格を保有した在籍医師監修
当サイトは、自由が丘クリニックの在籍医師監修のもとで掲載しております。
当院では、安心安全な美容医療を提供するため、高い技術力と豊富な実績を持つ医師のみを採用しており、在籍医師の98%以上が専門医資格を保有しています。
日本専門医機構認定 日本形成外科学会 専門医、日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医、日本皮膚科学会 皮膚科専門医、日本皮膚科学会認定、美容皮膚科・レーザー指導専門医、日本レーザー医学会専門医、日本熱傷学会 熱傷専門医、日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科指導専門医、日本抗加齢医学会専門医、麻酔科標榜医、日本口腔外科学会専門医など、様々な科目の専門医が在籍しています。
また、日本形成外科学会の理事長や理事を務めた医師や日本抗加齢学会の理事長、医大の名誉教授や医学部大学教授らによる教授診療外来も開設しています。
担当医:中北信昭
総院長 / 形成外科・美容外科(JSAPS)専門医 / 医学博士
30代女性で、過去に鼻骨骨折を受傷し、斜鼻(鼻全体の曲がり)、左側面の陥凹に伴って左の鼻閉症状に悩んでるとのことでした。
元々のアップノーズもあり、これらの全ての改善を希望しました。
手術は、鼻骨骨切り術、鼻中隔弯曲矯正を兼ね、肋軟骨移植による鼻中隔延長術、および鼻尖への耳介軟骨移植、さらにシリコンインプラントによる鼻背の増高術(隆鼻術)を行いました。
術後は斜鼻、アップノーズが劇的に改善し、鼻尖・鼻背の高さ、バランスが非常に良くなりました。更に鼻閉症状も解消したとのことです。