ご自身の身体から採取した脂肪の幹細胞を生体外で培養し、点滴で身体に戻して慢性疼痛などの症状を緩和する再生医療の治療です。世界中で研究が行われており、今もっとも注目されている最先端の医療技術です。
世界中の医療機関や研究機関では、慢性疼痛の緩和以外にも、肝疾患や糖尿病、骨髄損傷、脳梗塞、肺疾患、心疾患、リウマチ等の疾患にも治療効果があると報告されています。また、身体全体の若返りや疾病予防なども期待できる治療です。
自由が丘クリニックは、再生医療安全確保法に基づき、特定再生医療認定委員会の厳しい審査を経て、正式な手順で安全な再生医療を提供できる体制が整っています。
<第二種再生医療 提供計画番号:PB3220165>
このほか、真皮線維芽細胞療法、高濃度W-PRP療法、頭皮注射による薄毛治療と、承認を得た再生医療を行っております。
人間の身体にはいろいろな姿に形を変えられる細胞が存在します。これが“幹細胞”です。
幹細胞は細胞が傷ついたり数が減少したりすると、自ら細胞分裂して身体機能を修復する働きがあります。
再生医療では、患者自身、または他者の細胞(幹細胞)・組織を培養加工等したものを用いて、失われた組織や臓器を修復・再生する治療を行います。
治療困難な疾患に対しても新たな治療法を提供できる可能性が期待されており、新しい時代を担う最先端の医療として注目されています。
ご自身の幹細胞を利用するため、拒絶反応やアレルギーも起こりにくい安全性の高い治療です。
また、培養は高い技術力を持つCPC(細胞加工施設)で行うため、幹細胞の生存率が高く、身体に定着しやすいという特長があります。
投与された幹細胞は全身を巡り体内の傷ついた組織や臓器の修復や機能の回復を促します。
そのため、痛みの原因となる慢性炎症を抑え、抹消神経の傷害部位を修復することにより、疼痛を緩和させる効果が期待できます。
幹細胞の培養は、厚生労働省から許可を得た国内のCPC(細胞培養加工施設)と提携しています。質の高い培養技術によって、当院の治療では生き生きとした生細胞(生存率95%以上)を投与しています。
保存や輸送時に冷凍した場合、解凍とともに多くの細胞が死滅し(生存率60%程度)、数が減少してしまいます。幹細胞の生存率の高さが身体への定着率を左右するため、生きていなければ投与する意味がありません。
幹細胞の質や投与数の違いが治療効果に大きく影響するため、培養技術は重要なポイントなります。
Q治療が受けられないことはありますか?
Aはい。術前の血液検査にて感染症(AIDS、ATL、ウイルス性肝炎B型・C型、梅毒など)が判明した場合は当院での治療は受けられません。また、他の疾患の治療が最優先の場合も同様となります。
Qどこから脂肪を採取しますか?
A患者さまの腹部(おへその上あたり)から約5gの脂肪を採取します。採取の際には局所麻酔を行いますので、痛みはほとんど感じません。
Q効果はどれくらいで感じられますか?1回で完治しますか?
A効果は約2ヶ月~半年程度で感じられる方が多いです。実績のある治療法ですが、効果には個人差があるため1回の治療で完全に治るとは言えません。お一人おひとりの症状や状態によって最適な治療プランをご提案させていただきます。
自己脂肪由来幹細胞治療(慢性疼痛) | |
1回 | 3,575,000円 |
2回 | 6,545,000円 |
3回 | 9,185,000円 |
4回 | 11,495,000円 |
5回 | 14,135,000円 |
6回 | 16,709,000円 |
7回 | 19,217,000円 |
8回 | 21,395,000円 |
血液検査 採血代 | 66,000円 |
初診料 | 3,300円 |
※点滴の間隔は最低1ヶ月は空けて下さい。2~3ヶ月に1回ずつの継続がおすすめです。
※採取した細胞は1回〜3回は2年間、4回〜8回は5年間の保管となります。(保管期間の延長はできません)
※保険診療適応外の自由診療になります。
※上記料金は日本語での診察及びコミュニケーションが問題ない方が対象となります。通訳が必要な方はこちらをご覧ください。
The above prices are for residents in Japan. For those coming from overseas, please click here.
上述费率是针对日本境内的居民。 如果你是从国外来的,请点击这里。