陥没乳頭・乳頭縮小術・乳輪縮小術

陥没乳頭は、乳頭を引き出して不要な皮膚や組織を切除したうえで固定します。乳頭縮小や乳輪縮小では、乳輪や乳頭の一部をバランスを見ながら切除して縫合することによって、乳房とのバランスを整えます。乳頭の治療では、術式の選択によっては授乳の機能を残すことができます。

乳房の大きさに比べて乳首や乳輪が大きすぎると、また乳頭が陥没していると、バスト全体の印象がアンバランスになってしまいます。特に、大きなバストの方は乳輪の大きさにお悩みを持つことが多いようです。

全体で調和のとれたバストを目指したいという方には、手術での治療をおすすめします。

陥没乳頭

術後の授乳……可能

◎ このような方におすすめ

  • 乳頭が凹んでいる
  • 授乳に障害を感じている
  • かゆみや乳腺炎が気になっている

◎ 陥没の度合いについて

陥没乳頭は、上のイラストのように軽度〜重度に分かれます。 重度では、吸引などの刺激を与えてもまったく出ず、常に陥没している状態です。

陥没乳頭をそのままにしておくと、見た目だけでなく、乳腺炎やかゆみなどのトラブルにつながるため、早めに治療しましょう。

◎ 手術についてくわしく

乳頭の陥没は、乳管(母乳を分泌する管)や線維状索状物という組織が短縮して乳頭を下方へ引っ張るために起こります。手術では、乳管を傷めないよう配慮しながら、線維組織の一部などを処理して固定します。

また、手術の効果を維持する目的で、補助的に乳頭の吊り上げ術を行うこともあります。

◎ 傷あとについて

傷は通常は3ヶ月ほどで落ち着き、非常に目立たなくなりますが、完全に消えてしまうわけではありません。

また、術後しばらくすると傷あとが白くなる(色素が抜ける)傾向が見られ、元々の乳頭の色が比較的濃い方は傷あとがやや目立つことがあります。

◎ 術後の後戻り、再発について

陥没が重度の場合には、酒井Ⅱ法など別の術式を検討することもありますが、最善と思われる手術を行っても後戻りする可能性があります。術後経過中に再発が見られる場合には、吸引法などの補助療法を加えることもあります。

また、まれに元の状態に戻ってしまう例もあり、その場合には再手術も検討しますが、再手術により乳管を傷めるリスクは高くなります。


乳頭縮小術

術後の授乳……術式の選択によっては可能

◎ このような方におすすめ

  • もともと乳頭が大きい
  • 授乳で乳輪が大きく、高く(長く)なってしまった
  • 左右の大きさが違う

◎ 手術についてくわしく

乳頭縮小術には、乳頭の直径を縮小するものと、高さを縮めるものとがあり、これらを単独または組み合わせて行います。

なお、乳頭の血流を確保するため、また今後授乳の可能性がある方では乳管を温存するため、縮小できる量には制限があります。

◎ 傷あとについて

傷は通常は3ヶ月ほどで落ち着き、非常に目立たなくなりますが、完全に消えてしまうわけではありません。

また、術後しばらくすると傷あとが白くなる(色素が抜ける)傾向が見られ、元々の乳頭の色が比較的濃い方は傷あとがやや目立つことがあります。

◎ 術後の後戻り、再手術について

乳頭の直径が手術直後には十分に小さくなっていても、時間の経過とともに後戻りして(皮膚が伸びて)やや大きくなることがあります。

術後6ヶ月以上経過した時点で患者さまの希望があり、さらに縮小できる可能性があると判断した場合には、追加切除を行うことがあります。その場合、別途費用がかかります。


乳輪縮小術

術後の授乳……可能

◎ このような方におすすめ

  • もともと乳輪が大きい
  • 妊娠でバストが大きくなり、それにともない乳輪が大きくなってしまった
  • 左右の大きさが違う

◎ 手術についてくわしく

当院で行っているのは、乳輪の外縁を切除する方法です。この方法では、かなり大きな乳輪でも適度な大きさに整えることができます。

なお、乳輪縮小術は、乳頭縮小術や乳房縮小術と同時に行うことも可能です。

◎ 傷あとについて

傷は通常は3ヶ月ほどで落ち着き、非常に目立たなくなりますが、完全に消えてしまうわけではありません。

本来、乳輪と周囲の皮膚との境界はあいまいなものですが、術後は縫合線によって境界がはっきりする傾向にあります。くっきり感を少しでも緩和するため、縫合線を意図的にジグザグにするなどの工夫を行っていますが、やや不自然さが残る可能性があります。

また、術後に周囲の皮膚に引っ張られて縫合線自体が(傷あと)が広がり、ケロイド状になることがあります。通常は時間が経つにつれて自然軽快しますが、程度が強い場合にはケロイドに対する治療(注射療法など)をおすすめすることがあります。

◎ 術後の後戻りについて

術後、周囲の皮膚に引っ張られて乳輪の直径が再び広がり、元の大きさに戻ろうとします。

完全に元どおりになってしまうことはまずありませんが、予定の直径をそのまま維持することは困難で、ある程度の拡大はやむを得ないことをご理解ください。


陥没乳頭・乳頭縮小術・乳輪縮小術の概要やリスク(副作用・ダウンタイム)など

麻酔 局所麻酔
所要時間 1時間程度
入浴 シャワー : 翌日から可能
※患部はお湯で流す程度にしてください
入浴:抜糸後から可能
通院回数 診察 ▷ 手術→手術翌日に患部のチェック ▷ 手術の7〜14日後に抜糸 ▷ 手術の1ヶ月後に患部のチェック ▷ 手術の3ヶ月後に患部のチェック
※通院回数は、術後の経過などによって個人差があります。
副作用・
ダウンタイム
【陥没乳頭・乳頭縮小術】
術後、乳頭の知覚が鈍くなる可能性があります。これは一時的なもので、通常数ヶ月で回復しますが、人によっては完全回復に数年かかることがあります。

【乳輪縮小術】
縫合線の外側に無数のしわ(ギャザー)が放射線状に発生することがあります。ただし通常は一時的で、術後3ヶ月程度で消失します。

【共通】
・感染(化膿):通常は起こりませんが、手術である以上傷から細菌が侵入して化膿することがあります。抗生物質の投与などでおさまらない場合には、必要に応じて切開・排膿などの処置を行います。
・麻酔を行う際、注射針によって内出血が起きることがあります。
・予想以上に効果の実感が得られない、または修正効果が弱いことがあります。
注意事項 ・乳輪や乳頭が不規則な形をしている場合にはできるかぎり整えますが、完全な丸形にするのは困難です。
・抜糸まで、サウナや激しい運動、飲酒などの血流を活発にする行為はお控えください。

料金

 
施術名 陥没乳頭・乳輪縮小術・乳頭縮小術
料金 陥没乳頭 350,000〜770,000円(税別)
乳頭縮小術 450,000〜630,000円(税別)
乳輪縮小術 450,000〜630,000円(税別)
初診料 5,000円(税別)

※術前の状態や、重症度などによって料金が異なりますので、カウンセリング時に十分ご相談ください。
※手術後の投薬(抗生物質・鎮痛剤・胃薬等)、消毒、抜糸等の料金は、上記に含まれます。
※手術日が決定しましたら、内金として予定手術費用の20%または30%(内容によりどちらか)をお支払いいただきます。
※手術日決定後に予約の取り消し及び日程を変更する場合、キャンセル料が発生することがございますので、ご注意ください。
※検査料は別途費用となります。
※施術の所要時間、術後の経過はあくまでも目安であり、実際には個人差がございますので予めご了承ください。

医療法人社団 喜美会自由が丘クリニック
〒152-0023 
東京都目黒区八雲3-12-10パークヴィラ2F・3F・4F
TEL:0800-808-8200/03-5701-2500
10:00~19:00(最終受付18:45) 年中無休

※当院は予約制となっております。
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